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放射線治療

放射線治療

放射線は手術や抗がん剤とともにがん治療の三本柱の一つとして重要な役割を果たしています。放射線はがんとその周辺のみを治療する局所治療法で腫瘍のある臓器の形態や機能を温存することができ、生活の質の向上に役立ちます。

放射線ががんを死滅させる理由

放射線は細胞のDNAに直接作用して細胞が分裂するのを抑制しながら、細胞が自ら死んでいくアポトーシス現象を増強し細胞を死に至らしめます。この時、正常細胞にも同等の作用を生じますが、放射線の感受性と回復能力の差によりがん細胞だけを死滅させます。

外部照射法

当院の治療機器は電子を加速してX線、電子線を取り出すリニアックという装置で、非常に高いエネルギーで身体の深部に放射線を照射することが可能です。

放射線照射手順

1.ポジショニング準備

通常、治療は何回にも分けて行うため毎回同じ体位をとることは非常に重要なことで、治療成績にも大きな影響を与えます。そのため、同一の体位を取り易くするため、決められた体位をとって頂いたり、固定具を使用したりします。

2.治療計画

放射線をどの部位に、どの方向から、どの程度の量を、何回に分けて照射するかを計画します。シミュレータといわれるX線透視装置やCTを使用し、正常組織を守りながらがんに最大の線量を与えられるように照射の方法を検討します。

3.マーキング

照射部位が決まると皮膚表面や固定具上にマジックを使用してマークを書き込みます。この印は照射の時に使用する非常に重要なものです。

4.実際の照射

皮膚のマーキングをもとに位置を合わせて治療を行っていきます。1回の治療は部屋に入ってから出てくるまで5~10分程で照射されている時間は1~2分です。

5.治療期間と診察について

通常月曜日から金曜日までの週5日が治療日で土曜、日曜、祝日が休みとなります。何回治療するかは治療する部位や、目的、全身状態などによって異なります。治療効果や副作用の程度を把握し、その後の治療の予定を判断します。

治療の安全体制

治療部位が計画のとおりに治療されているかを確認します。計画どおりの線量が照射されているかは、定期的に治療機器を点検し、放射線量の確認をしています。計画どおりに正確に治療できる体制ができておりますので安心して治療を受けることができます。

実績