当院では、2016年から「認知症ケアチーム」
2024年から「身体拘束最小化チーム」の活動を行っています。
主なチームメンバー
認知症ケアチームは、入院時に認知機能の低下した患者さんに対して、適切な治療はケアが行われるようにサポートすることを目的としたチームです。
構成メンバーは、医師2名、看護師5名、薬剤師1名、MSW1名で週に1度の回診を行い、事務職3名を併せて、月に1回の会議を開催しています。
| 2016年10月 | 活動開始 認知症ケア加算Ⅱを取得 |
|---|---|
| 2017年4月 | 認知症ケア加算Ⅰを取得 |
| 2024年6月 | 身体拘束最小化チーム発足(認知症ケアチームと共同) |
認知症ケアチームは、患者さんの治療を妨げるせん妄*、認知症の症状を環境面など様々な方法で軽減し、人権を尊重する立場から今までの治療のために必要とされてきた身体拘束を少なくする活動を推進し、成果を上げています。
*せん妄:一時的に現れる認知症に似た症状
「身体拘束」は、治療中に安静を維持することができない患者さん、無意識に身体を動かしてしまう患者さんなどに対して、自由を制限する行為です。
長年日本では、入院中のやむを得ない対応として認知されてきましたが、近年人権への配慮や精神疾患患者に対する不必要と思われるこうした行為が問題視されてきました。
私たちは、「身体拘束」の問題点が注目される以前から「身体拘束ゼロ運動」に取り組んでおり、行政も2024年「身体拘束最小化チーム」の設立推進を表明しました。
一方で、入院患者さんの高齢化に伴い認知機能低下、せん妄*などが入院中に現れる患者さんが多くなってきているという現実もあり、「身体拘束」をしないようにするためにはどうしたらよいかという悩みを抱えつつ、病院スタッフ間で知恵を出しあいながら「ゼロ運動」を継続しています。そして、この1年間ほぼ「拘束率」1%以下を実現し、その成果は院外の医療関係者に注目されているようです。
入院患者さん、ご家族の皆様におかれましても、この活動の維持、推進にご理解、ご協力よろしくお願い申し上げます。
*せん妄:一時的に現れる認知症に似た症状
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