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病理診断科

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概要

当病理診断科は、現在病理医9名(常勤2名、非常勤7名)、臨床検査技師7名で運営され 、「安全、正確、良質な検査を迅速に提供します。」 を理念に日々の業務にあたっています。

当科で取り扱う疾患

手術や生検などで摘出された臓器、組織のすべてを取り扱います。

実績

病理検査件数の推移

年度病理組織診断細胞診検査術中迅速診断病理解剖
2016 7,600 9,132 272 11
2017 8,088 8,675 252 14
2018 7,784 8,239 292 8
2019 7,989 8,134 251 12
2020 7,285 7,188 231 11
2022 7,243 6,712 251 7

病理検査業務のご案内

病理組織検査

胃や大腸の内視鏡検査を行った際に、病変の一部をつまみとった組織や、手術により摘出された臓器から標本をつくります。この標本を病理医が顕微鏡で観察し、病理診断を下すのが病理組織検査です。

病理組織検査は、胃や大腸の他、肝臓、腎臓、肺、膀胱、乳腺、甲状腺、子宮、卵巣、脳、骨、血管、リンパ節、皮膚に至るまで、全身のすべての組織が対象となります。

病理診断は病変の組織や、組織を構成する細胞の形態や性質などから、どのような病変がどのくらい進行しているか、手術でとりきれたのか、転移しているか、などを判定することによりなされる最終診断で、治療方針の選択や、予後の推定などに極めて重要な情報として主治医に報告され、患者さまの治療に生かされます。

細胞診検査

肺がんや膀胱がんでは、痰や尿の中にがん細胞が混じることがあります。患者さまの痰や尿からとれた細胞から標本をつくり、顕微鏡で観察し、標本の中にがん細胞があるかどうかを調べるのが細胞診検査の主な目的です。

細胞検査士があらかじめ標本を顕微鏡で観察し、がんが疑われる細胞を拾い上げ、病理医(細胞診専門医)が診断します。子宮がん検診では、子宮頸部からこすりとった細胞を調べます。

乳房や、甲状腺、リンパ節などに、細い針を刺して吸引し、とれた細胞の中にがん細胞があるかどうかを調べる場合もあります。

治療経過の観察、治療効果の判定や性周期の検索、および感染症診断にも用いられています。

術中迅速診断

手術中に摘出された病変の一部から標本をつくり、病理医が顕微鏡で観察し、良性か悪性か、または病変が十分とりきれたかなどの判定をするのが術中迅速診断です。

術中迅速診断の結果により、手術の途中で方針が決定されるため、手術中という制約の下、速さと的確な診断が求められる重要な検査です。詳細な最終診断は、後日、病理組織検査によりなされます。

病理解剖

病気により、不幸にしてお亡くなりになられた患者さまの解剖を行います。患者さまの発病から死亡に至るまでの経過や原因、治療の効果などについて考察し、今後の医療に役立てます。

臨床病理検討会(CPC)

病理解剖の診断をもとに、臨床担当医や他の医師と共に臨床病理検討会を開催し、病気について検討します。

乳腺症例検討会(病理、生理、放射線科、外科)

手術前の細胞診検査、超音波検査、放射線科でのマンモグラフィー、それぞれの診断と、手術後の病理診断とを比較して、術前診断について再検討します。これにより、術前診断の精度向上につとめています。

造血器腫瘍・病理カンファレンス(病理、血液内科)

血液内科と病理が、造血器疾患の症例を各々の視点から検討しています。

呼吸器腫瘍・病理カンファレンス(病理、呼吸器外科、呼吸器内科)

呼吸器外科、呼吸器内科と病理が、呼吸器疾患の症例を各々の視点から検討しています。

認定施設

  • 日本病理学会認定施設
  • 日本臨床細胞学会認定施設
氏名 河野 尚美
役職

病理診断科部長

専門

外科病理一般、乳腺

医師資格

日本病理学会病理専門医・研修指導医・評議員
日本臨床細胞学会細胞診専門医

所属学会

日本病理学会
日本臨床細胞学会
日本乳癌学会

氏名 北村 創