乳房撮影(マンモグラフィ)
乳房内の病変を見つけるために、適したX線を用いて行う撮影です。乳房は細かく柔らかい組織(脂肪や乳腺)で構成されているため、胸部撮影などで使用する装置では病変を写し出すことができません。そのため専用の装置を使用し撮影する必要があります。
自身では触れられない程の小さな石灰化や腫瘤などを写し出すことが可能です。

▲乳房撮影
内外斜位方向右乳房の矢印部が腫瘍

▲穿刺細胞診
撮影の流れ
1.上半身裸となっていただきます。
2.気になる箇所があれば位置の確認をします。
3.左右片方ずつ撮影します。撮影台を撮影側の乳房へと合わせ、技師により乳房全体をしっかり引き出し広げたのち、圧迫を加え固定します。
4.乳腺が十分に広げられた状態で撮影を行います。
検査に使用する機器
よくある質問
なぜ圧迫が必要なのか??
乳房内に潜んでいる病変をよりはっきりと写し出すためには、乳房をなるべく薄く広げ、その厚みを均一にする必要があります。そのために圧迫が必要になります。また厚みは薄いほど、被ばくの量を減らす事ができます。
圧迫による痛みの感じ方には個人差がありますが、僅かな異常を見逃さない為には必要な行為です。できる限りのご協力をお願い致します。
なぜ左右両方の乳房を撮影するのか??
乳房は非常に個人差が大きいため、両方を撮影し左右の比較を行うことで診断します。
このため片側の乳房のみにしこりや痛みがある場合であっても、両方の撮影をさせていただきます。
他に乳房撮影にはどのような検査があるのか??
- マンモグラフィの追加撮影
- 乳管造影検査
- 超音波
- MRI
- 乳頭分泌物細胞診
- 穿刺吸引細胞診
- 吸引式乳房組織生検(ステレオガイド下・エコー下)
などの検査があります。
乳房撮影を受けるにあたって
- ペースメーカーを挿入している方、豊胸手術をされた方は撮影前にお申し出ください。
- 当院では乳房撮影(マンモグラフィ)はすべて女性技師が対応いたします。撮影は専用装置を使用するため多少お待ち頂くことがありますが、ご了承ください。
- ご不明な点がある方は、撮影時に担当技師にお尋ねください。