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血管撮影検査

血管撮影検査

血管撮影では血管内にX線を通しにくい造影剤を注入し撮影します。血管の走行・形態・閉塞を検査し治療に役立ちます。当院では2台の血管撮影装置が稼動しています。

血管撮影検査とは

カテーテルと呼ばれる細い管を血管内に挿入し、造影剤を注入し目的の血管を造影します。DSAと呼ばれる方法で血管だけの撮影ができます。バルーン(風船)により血管を広げたり 、目的部位に薬を注入する治療を行います。

検査時間・治療時間

血管撮影検査:1~2時間。治療を行う場合は2時間以上かかる場合もあります。

主な血管撮影検査

心臓カテーテル検査

心血管の血液の流れを見たり、心臓の動きを見る検査で場合によっては血管を広げ治療を行います。

アブレーション治療

心臓の拍動の異常(不整脈)という病気に対して行われる治療で、不整脈の原因となっている場所を高周波電流で焼き切り電気焼灼することができます。

頭部血管撮影検査

頭部の血管(総頚動脈,椎骨動脈)を調べたり、コイルによる塞栓術や薬を注入する治療を行っています。

腹部血管撮影検査

肝臓・すい臓・腎臓など腹部臓器を流れる血液や疾患の状態を調べ、コイルによる塞栓術や薬を注入する治療を行っています。

下肢動脈撮影検査

骨盤から足の先までの血液の流れを見て、閉塞性動脈硬化症がどの場所でどの程度かを調べる検査です。

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    ▲心筋梗塞 閉塞部

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    ▲心筋梗塞 ステント拡張

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    ▲心筋梗塞 治療後

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    ▲アブレーション治療

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    ▲脳血管撮影による動脈瘤の検査

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    ▲肝動脈撮影による肝癌の治療

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    ▲下肢動脈造影

検査に使用する機器