緩和支持療法科 | 横浜南共済（横浜市金沢区）

お知らせ掲示板: 『緩和ケア病棟入院面談』は完全紹介予約制で承っています。必ずかかりつけの先生の紹介状をご用意の上、事前に予約をしてください。
『緩和ケア外来（からだの症状の緩和）』は当院でがん治療を行った当院かかりつけの患者さんを対象として同様に完全予約制で行っています。主治医の先生にご相談の上、紹介状を御用意いただき事前に予約をしてからお越しください。

概要

当科は2015年10月に設置された比較的新しい診療科です。がんの治療中からの緩和ケア～支持療法が提供されるよう思いを込めて診療科名を“緩和支持療法科”としました。

私たちは①緩和ケア病棟の運営、②入院患者さんに対する緩和ケアチームとしての役割、③緩和ケア外来（苦痛症状の緩和）の大きく3つを担当しています。それぞれにおいて“当院における緩和医療の推進を図り、がん医療の早期から緩和ケアを必要とする患者・家族の方のQOL（クオリティ・オブ・ライフ）を維持・向上させること”を目的として診療を行っています。最近では心不全などがん以外の疾患でも緩和ケアがお役に立てる場面では診療に参加し、診療の質の向上に努めています。

そのほか、地域住民や医療者に対する“緩和ケア”の普及・啓発活動や学生教育や地域コンサルテーション活動などにも力を入れています。

当科で取り扱う疾患

悪性腫瘍（ただし小児を除く）
その他心不全、腎不全、慢性閉塞性肺疾患、動脈閉塞など様々な“生命の危険を脅かす疾患”

当科の特色

緩和ケア外来（苦痛症状の緩和目的）　(詳しくはこちら)

外来で苦痛を抱えながら悪性腫瘍に罹患し生活を営んでいる患者さんとそのご家族の方々に対し苦痛の緩和を少しでも図ることで、QOLの維持・向上をもたらすことを目的としています。さまざまな苦痛のうちで当科は主に「からだのつらさ」の緩和を担当しております。「気持ちのつらさ」の緩和については精神科医師も担当します。

緩和ケアチーム　(詳しくはこちら)

生命の危険を脅かす疾患（悪性腫瘍だけでなく、心不全、腎不全など良性の疾患も対象としています）が原因で入院している患者さんやそのご家族のさまざまな苦痛に対し、患者さん・ご家族の希望や主治医・看護師の依頼に応じて助言をさせていただくことで療養中のサポートを行います。

緩和ケア病棟　(詳しくはこちら)

わたしたちは『がん患者さんのつらさをやわらげ、“生きる”をささえる』という理念のもと、症状をすみやかに緩和するだけでなく、その他の困りごとにも対処し、“地域”で安心して療養生活を送れるように地域の医療機関や施設との連携を通じて退院支援にも積極的に取り組んでいます。

その他

“緩和ケア”に関する啓発
一般に「緩和ケアは治らない病を持った人が最後に受けるもの」などの誤った理解がされています。
真の“緩和ケアとは何か？”、“緩和ケア病棟は何をするところなのか？”など私たち緩和支持療法科が取り組んでいる“緩和ケア”について病棟開棟以来、地域住民や医療・福祉関係者に講演活動を行なっています。
緩和ケア病棟での研修、実習、見学
緩和ケア病棟での研修、実習、見学を希望される医師を受け入れています。
その他、訪問看護師やケアマネージャーさん、医学生や中高生などの見学を受け入れ病棟の現場を見ていただくことで“緩和ケア”の理解を深めていただいています。
地域コンサルテーション
主に患者さんの身体症状・精神症状の治療について、薬剤調整などの相談にお答えしています。

患者様に関するご相談や講演活動の依頼、病棟での研修・実習などのご希望はお手数ですが病院代表（045-782-2101）から緩和支持療法科医師へつないでいただくか、メールフォーム（https://forms.gle/jkD2xshKHi3N5Upz7）からご連絡ください。

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実績

氏名	馬渡　弘典
役職	緩和支持療法科部長
専門	緩和医療、消化器内科
医師資格	日本内科学会認定内科医日本消化器病学会専門医日本緩和医療学会緩和医療認定医
研修会	緩和ケア研修会修了コミュニケーション技術研修会修了臨床研修指導医講習会修了
所属学会	日本緩和医療学会日本内科学会日本消化器病学会

氏名	籾山　正人
役職	緩和支持療法科部長
専門	緩和医療、消化器外科
医師資格	日本緩和医療学会認定医日本外科学会専門医日本消化器外科学会専門医内視鏡外科技術認定消化器がん外科治療認定医
所属学会	日本緩和医療学会日本死の臨床研究会日本外科学会日本消化器外科学会日本内視鏡外科学会日本臨床外科学会

氏名	長尾　茂輝
役職	医長
医師資格	日本内科学会認定内科医日本血液学会専門医
所属学会	日本内科学会日本血液学会日本緩和医療学会

外来医師担当表

診療科・部門

内科系

循環器センター

外科系

診療サポート部門

チーム医療活動

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