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骨密度検査

骨密度測定

骨密度測定 DXA法(Dual energy X-ray Absorptiometry)

2種類の異なるエネルギーを持つX線を用いて、骨量を測定する方法です。減少した骨量をいち早く見つけ、骨折を防ぐ為の予防と治療診断の手助けをするのが目的です。

測定結果

1.現在の測定値を出します。さらに、過去にこの検査をしていればその測定値との比較をします。
2.測定結果と一生で最も高いとされる最大骨量(20~44歳)の若年成人平均値(%)との比較をします。
3.測定結果と同年齢の正常平均値(%)との比較をします。

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▲正常

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▲骨粗鬆症

骨の代謝

私たちの体内では、血液中のカルシウムは常に一定に保たれるようコントロールされています。例えば、カルシウムが食事から体内に摂取されない場合、骨のカルシウムを血液中に溶かし出し、血液中のカルシウム濃度を一定に保ちます。その為、骨の密度が減ってしまい骨粗鬆症になりやすいのです。

加齢による骨量変化

骨量は小児期、思春期を通じて増加し、20~30歳代にかけて最大骨量に達し、それ以後加齢とともに毎年約1%ずつ骨量は減少していきます。さらに女性では、女性ホルモンが関係します。女性ホルモンのエストロゲンには骨を強くすると共に骨からカルシウムが過剰に溶け出すのを抑える働きがあります。閉経の年齢になると女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が減り、5~10年は急激に骨量が減少します。この時期に骨粗鬆症になりやすいのです。

骨量減少を招く危険因子

  • 無理なダイエット
  • かたよった食生活
  • 運動不足
  • タバコ
  • 閉経
  • 加齢
  • ステロイド剤、甲状腺ホルモン剤、抗てんかん剤
  • リウマチ、糖尿病、胃切除、卵巣摘除

カルシウムの豊富な食品

  • 乳製品 (牛乳、チーズ、ヨーグルト)
  • 大豆製品 (豆腐、厚揚げ、納豆)
  • 小魚海藻 (わかさぎ、いわし、ししゃも、じゃこ、ひじき、桜海老、あさり)
  • 野菜 (小松菜、ほうれん草、チンゲンサイ、切干大根、菜の花、大根の葉)

ビタミンDの豊富な食品

さけ、さんま、あじ、さば、うなぎ、まぐろ(赤身)、しいたけ、卵黄、しめじ(ビタミンDは、カルシウムを体内で吸収されやすくさせる効果があります。)

検査を受けるにあたって

  • 食事などの制限はありません。
  • X線での測定なので妊娠している可能性のある方は医師に相談して下さい。
  • 検査日より一週間以内にバリウム検査をお受けになった方は、バリウムが体内に残っている可能性があり、正しい検査が行えない場合があります。
  • 咳がひどい場合は、体が動いてしまう恐れがあるため相談してください。

検査の流れ

  • 測定する部位は、腰椎、大腿骨、前腕骨、全身 検査の前に、骨量の誤差を招く恐れのあるホック、チャック、ボタン、カイロ、コルセットなど外して いただき検査着に着替えていただきます。
  • 仰臥位(あお向け)に寝ていただき足を持ち上げた状態、または軽く足を広げた状態で測定します。検査時間は、10分程です。

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検査に使用する機器