CT検査

CT撮影装置の中心にある大きな穴に体を入れて、X線をあて体の内部の様子をコンピューターで処理して画像にする検査です。CTは、Computed Tomographyコンピューター処理断層撮影の略です。当院では2台のCT装置が稼動しています。
【単純CT検査】造影剤という薬を使用しない検査
【造影CT検査】造影剤という薬を注射して行う検査
造影剤を使用すると検査する部位をより詳しく調べることができます。撮影する部位、疑われる病気の種類により、使用するかどうかが決められます。

検査に使用する機器

検査当日の食事、服薬について

腹部の検査を受けられる方、造影検査を受けられる方は検査開始の4時間前から食事を取らないでください。お薬については医師からの指示がない限り通常通り服用してください。水分は制限がなければお飲みいただいて結構です。

検査の流れ

検査の前に金属のついた服や下着、貴金属類をはずしていただくことがあります。ガウンもご用意します。10分～20分程度ベットに寝ていただき検査します。
検査中は体を動かさないでください。検査中もマイクを通じて担当者と会話できますので、ご気分が悪い場合は遠慮なくおっしゃってください。
CT検査では全身の輪切りの画像を細かい間隔（約1mm～10mm）で撮影することが可能で、病気の発見に有効です。

検査終了後

普段通りの生活を送ってください、食事も制限がなければ普通におとりください。
次回診察時に検査結果を主治医とご確認ください。

造影検査をお受けになる方へ

過去に造影検査を受けてご気分が悪くなった方やアレルギー（気管支喘息や食べ物、薬など）のある方、心臓病、肝臓病、腎臓病、甲状腺の病気のある方、妊娠またはその可能性のある方は検査前に主治医または検査担当者にお知らせください。
造影剤は副作用の極めて少ない薬ですが、検査中にご気分が悪くなった場合、すぐにお知らせください。検査後、造影剤は尿となります。水分制限のない方は水分を多めに飲んでください。検査終了後しばらくたってから、はき気やかゆみ、蕁麻疹などの副作用があることがあります。主治医にご相談ください。

診療科・部門

内科系

循環器センター

外科系

診療サポート部門

チーム医療活動

外来医師担当表