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病院からのお願い

RI検査

RI(核医学検査)

RI検査とは、ガンマ線という放射線を放出する物質(放射性同位元素 radioisotope:RI)を用いる検査のことです。
この検査は放射性医薬品(RIを含む)を注射や飲むことにより体の中に入れ、その後目的の臓器や組織に集まるのを待ってから、シンチレ-ションカメラでRIから出るガンマ線を体の外から計測します。
RIの体内分布や量から目的とする臓器や組織の生体機能ならびに腫瘍の活動性や広がりを診断します。RI検査は日常的に行われている検査で、安全で苦痛の少ない検査として広く用いられているもので、特殊な検査ではありません。

検査に使用する機器

撮影の流れ

1.検査の前に放射性医薬品(RI)を投与します。
多くは静脈注射ですが、内服の場合もあります。

2.検査(撮像)まで待ち時間があります。
RIが目的臓器や組織に達するまでしばらく待ちます。検査によっては投与後数時間から数日後に撮像することもあります。

3.検査装置の寝台に仰向けになります。
検査装置が目的位置に移動し接近して撮像を開始します。

4.検査時間は、検査によって異なっています。
検査は数分から1時間程度かかるものや、時間をあけて複数回撮像し2日間に渡ることもあります。

5.検査終了後
検査結果は専門医が報告書を作成します。次回診察時に主治医から説明いたします、ご確認ください。

検査の種類によっては食事制限などがありますので担当医師または技師の説明に従ってください。

おもなRI検査

骨シンチ

X線検査では骨のミネラル量にある程度の変化がなければ病変を見つけられませんが、骨シンチでは骨代謝の異常があるとすぐにわかります。放射性医薬品を静脈注射したあと2時間から4時間かけて骨に集まりますのでその後シンチレーションカメラで撮像します。

心筋血流シンチ

心筋の血流状態を調べる検査です 。運動や薬剤を使って心臓に負荷を加えることにより、安静時の心筋の様子と比較して虚血や梗塞等の判断 ができます。放射性医薬品を静脈注射したあとシンチレーションカメラで撮像します。

ガリウムシンチ

ガリウムが腫瘍や炎症を起こしている部分に集まる性質を利用して検査をします。静脈注射後2~3日後に撮像を行います。

脳血流シンチ

放射性医薬品が血流量に応じて脳細胞に取り込まれる性質を利用して、脳血管障害や 認知症などの検査を行います。CT検査やMR検査では脳の形態を知ることができるのに対し、脳血流シンチでは脳の血流を知ることができます。

次のような方はあらかじめ医師にお知らせください。

1.妊娠中、または妊娠している可能性のある方。
2.授乳中の方。
3.以前に薬によるアレルギー反応を起こしたことのある方。

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    ▲骨シンチ

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    ▲心筋血流シンチ

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    ▲ガリウムシンチ

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    ▲脳血流シンチ

予約が必要な検査です

放射性医薬品は、使用できる寿命が短く長期に保存ができません。
そのため予定の検査ごとに製薬会社に発注され、毎朝病院に届けられます。このような理由で検査予約が必要となっています。
尚、検査のキャンセルの際には早い電話連絡をお願いいたします。