当院では下記のとおり「相対的無輸血」の方針といたします。
国家公務員共済組合連合会横浜南共済病院では宗教上の理由で輸血治療を拒否される患者さんへの対応ガイドラインを2009年11月に改定を行いました。その内容をお知らせいたします。
国家公務員共済組合連合会横浜南共済病院(以下、横浜南共済病院)倫理委員会の指針に基づき横浜南共済病院としての宗教的理由などによる輸血拒否患者さんへの対応の基本方針を明記いたします。
1. 血液製剤の使用を希望しない患者様に対しては、可能な限り血液製剤を使用しない方法で最善の治療努力を行います。
2. 治療上必要となる血液製剤の使用について十分に説明いたします。
3. 患者様の救命に血液製剤の使用が必要と判断されたやむを得ない場合に限り、必要最小限の血液製剤を使用いたします。
4. 血液製剤使用の適応は、必ず当該診療に関わる複数の医師および医療従事者が判断いたします。