8:00〜11:30(平日)※新患受付は10:30まで
土・日・祝日創立記念日(2024年度は6月14日(金))
年末年始(12月29日〜1月3日)
14:00~18:00(平日・土・日・祝日)
ご来院される前に必ずお電話ください。
※敷地内全面禁煙
はじめて受診される際は、紹介状が必要です。
消化器内科では良性、悪性を問わずほとんどの消化器疾患に対応しています。
食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、胆嚢など非常に幅広い領域の病気を取り扱っているので、健康診断の異常や、腹痛、下痢、便秘、胸焼けなど消化器に関係する症状がありましたらご相談ください。
当院は日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化管学会の指導施設に認定されています。内視鏡検査は5室の検査室で運用しており、全検査室にCO2送気装置とNBI (Narrow Band Imaging: 狭帯域光観察)機能を搭載したシステムを導入し、ハイビジョン対応の高精細スコープや拡大機能を有するスコープ、細径スコープなどを取り揃えて検査にあたっています。鎮静下での検査や経鼻での検査にも対応し、苦痛を抑え、かつ病気の早期発見や最適な治療の選択に役立つ検査を心がけています。回復室も用意し、鎮静下での検査後などには十分に経過を観察し、安全にも配慮しています。また地域連携室を通じて、当院の外来を受診せずに検査を予約することも可能です。
当院の内視鏡検査は2023年度、13人の消化器内科常勤医により通常検査および、24時間365日、緊急内視鏡による処置(吐血・下血など消化管出血、急性胆管炎、急性膵炎)に対応し、診療しております。
内視鏡的切除の適応と考えられる病変に対しては、CSPやEMR、ESDなどを行っています。外来での治療が可能なものもあります。
CSP (Cold Snare Polypectomy)
粘膜下局注を行わずにスネアで絞扼し、高周波装置による通電を行わず、機械的に切除する方法です。後出血や穿孔などの偶発症が少ないとされています。外来での治療が可能です。
EMR (Endoscopic Mucosal Resection)
粘膜下局注を行いスネアで絞扼し、高周波装置を用いて通電切除する方法です。粘膜下局注を行わないポリペクトミーや、浸水下で粘膜下局注を行わずに切除するUnderwater EMRなどの治療もあります。
ESD (Endoscopic Submucosal Dissecton)
粘膜下局注を行い、病変周囲の粘膜をナイフで切開した後、粘膜下層を剥離し切除する方法です。大きな病変も一括切除することが可能です。耳鼻咽喉科の協力のもと、下咽頭病変などに対するESDや、外科と合同で、GIST (GastroIntestinal Stromal Tumor: 消化管間質腫瘍)などに対するLECS (Laparoscopy and Endoscopy Cooperative Surgery: 腹腔鏡・内視鏡合同手術)も行っています。
食道ESD
進行がんに対しては、化学療法の他に、通過障害を解除する内視鏡的ステント挿入術なども行っています。
内視鏡的大腸ステント挿入術
一般的にIBD (Inflammatory Bowel Disease)とは、潰瘍性大腸炎とクローン病のことを指します。比較的若年から発症することが多く、治療に難渋することが多いため、特定疾患に指定されています。
5-ASA製剤やステロイドなどの内服、点滴の治療の他に、免疫調節薬や血球成分除去療法、生物学的製剤などによる治療も行っています。
直接作用型抗ウイルス剤(DAA)が開発されたことで、多くのC型肝炎患者さんが効果的な治療を受けることができるようになりました。
肝がんに対する内科的治療としては、血管内治療としてカテーテルを使用した肝動脈塞栓術(TAE,TAI)や 、腹部に治療用の針を刺して行うラジオ波焼灼術(RFA)やエタノール注入療法(PEIT)を施行しております。
詳細はこちら近年増加傾向にある膵臓癌は、他臓器癌に比べ予後の厳しい癌ですが、早期発見・早期診断により、より良い予後を期待することが可能です。健康診断などで疑われた場合は、早めに精密検査を受けていただきたいと思います。
下記のような精密検査を施行して診断に努めています。
~はじめに外来で施行を検討する検査~
~さらに病理診断をする場合~
あるいは
治療
癌のある部位によって、肝内胆管癌、肝外胆管癌、胆のう癌、乳頭部癌と分類されます。それぞれの部位によって診断が難しい場合もあり、手術が可能な場合も方法が大きく異なることが多い疾患です。
~外来で施行する検査として~
を用いて画像検査を行い、病理診断をするときは膵癌と同様
あるいは
を行い確定します。
治療
※両疾患(膵臓癌・胆道癌)とも処置や治療が難しい患者さんに関しては、横浜市大や県立がんセンターとも連携して治療方針を決定しております。
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)とは
肝臓で作られる胆汁は胆管を通って十二指腸乳頭から消化管へ流れ出ます。主に側視鏡を用い十二指腸乳頭部から検査や治療を行う方法を、ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)といいます。
胆管内にある結石を内視鏡を使って採石します。
EUS(超音波内視鏡)とは
先端部に超音波検査プローブがついている内視鏡を超音波内視鏡(EUS)といいます。食道、胃、十二指腸の中から膵臓、胆管、胆嚢、リンパ節や粘膜下腫瘍を観察します。体表から行う通常の超音波検査とは異なり胃腸内のガスや骨に超音波が妨げられることなく、明瞭な画像が得られます。
超音波内視鏡検査(EUS):10㎜の病変が低エコー腫瘍として明瞭に認識、針生検にて組織を採取します。
消化管出血に対する内視鏡的止血術や、静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法や結紮術、内視鏡的胃瘻造設術、小腸病変に対するカプセル内視鏡検査やバルーン内視鏡検査、粘膜下腫瘍に対するEUS (Endoscopic UltraSonography: 超音波内視鏡検査)やEUS-FNA (EUS-guided Fine Needle Aspiration: 超音波内視鏡下穿刺吸引術)、HP(Helicobacter pylori: ヘリコバクター・ピロリ)に対する除菌治療なども行っています。
氏名 | 近藤 正晃 |
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役職 | 院長補佐 兼 消化器内科部長 兼 肝胆膵部長 兼 外来化学療法室部長 兼 臨床研究センター長 |
専門 | 肝癌 |
医師資格 | 日本内科学会認定内科医 |
所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 岡 裕之 |
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役職 | 消化管部長 兼 内視鏡部長 |
専門 | 消化管内視鏡診断・治療 |
医師資格 | 日本内科学会認定内科医・指導医 |
所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 小柏 剛 |
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役職 | 部長 |
専門 | 消化器・炎症性腸疾患 |
医師資格 | 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医 |
所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 井口 靖弘 |
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役職 | 医長 |
専門 | 消化管腫瘍の診断・治療(ESD等の内視鏡治療および化学療法) |
医師資格 | 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医 |
所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 三箇 克幸 |
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役職 | 医長 |
専門 | 胆膵疾患 |
医師資格 | 日本内科学会認定内科医・指導医 |
所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 小串 勝昭 |
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役職 | 医長 |
医師資格 | 日本内科学会認定内科医 |
所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 古澤 享子 |
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役職 | 医長 |
専門 | 日本内科学会内科専門医 |
所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 比嘉 愛里 |
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役職 | 医長 |
医師資格 | 日本専門医機構認定内科専門医 |
所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 加藤 由子 |
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所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 林 智恩 |
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氏名 | 久米 菜緒 |
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所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 安部 真蔵 |
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氏名 | 平松 直樹 |
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所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 佐々木 美穂 |
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氏名 | 与那嶺 諒 |
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所属学会 | 日本内科学会 |
氏名 | 飯谷 槙 |
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所属学会 | 日本内科学会 |
診療科・部門