8:00〜11:30(平日)※新患受付は10:30まで
土・日・祝日創立記念日(2024年度は6月14日(金))
年末年始(12月29日〜1月3日)
14:00~18:00(平日・土・日・祝日)
ご来院される前に必ずお電話ください。
※敷地内全面禁煙
はじめて受診される際は、紹介状が必要です。
患者さま中心の医療を提供します。
心臓血管外科は1991年に開設され、以来、心臓、静脈、動脈の病気を広く対象にしています。
とくに循環器内科との緊密な連携による心臓手術、慢性肺塞栓症内科・外科治療、静脈疾患、重症虚血肢に特徴があります。
日本心臓血管外科専門医認定機構認定施設、大動脈ステントグラフト認定施設(腹部大動脈)となっています。
冠動脈バイパス手術をはじめとする成人心疾患を治療しています。
一人一人の患者さんのニーズに細かく答えるように、循環器センター循環器内科と緊密な連携のもとに丁寧に治療することを心がけており、ここ数年は年間約30例から50例の心臓手術を行っています。冠動脈バイパス手術では、人工心肺を用いない心拍動下冠動脈バイパス手術(約40%)も適応を定めて取り入れています。
肺塞栓症の慢性期の心不全に対しては、内科的・外科的専門的加療を行うことができ、日本でも根治手術を行う数少ない施設です。昨年は41例の心臓手術を行いました。残念ながら3例の重症例・急患例の方が手術死亡されました。38例の方はお元気に退院されました。
超音波診断法(エコー)を用いた下肢静脈レーザー・高周波焼灼手術、下肢静脈瘤低侵襲ストリッピング手術、日帰り静脈瘤手術、硬化療法などの静脈瘤治療(約100から150例)行ってきました。
下肢静脈がつまってしまう静脈血栓症の迅速な診断は生理検査室技師と緊密に連携して迅速に治療を行っています。また静脈奇形や、静脈疾患と紛らわしい下肢のむくみをきたすようなリンパ浮腫の診断、治療も行っています。前述の肺塞栓症治療も静脈疾患の一部です。
足の動脈が閉塞し足がしびれたり、冷たくなったりあるいは壊疽になってしまう閉塞性動脈硬化症では薬物療法、カテーテル治療、手術とすべての治療を行うことができ患者さんの病態に合わせたもっともよい加療を行います。
最も重症な症例には下肢の大切断を避けるためには自家静脈を用いた distal bypass 法を行う血管外科専門医、形成外科医、リハビリチームが協力して治療にあたります。切断しかないと宣告された方でも症例によっては切断を避けることができる場合があります。ご相談ください。
腹部大動脈にコブのできる腹部大動脈瘤に対して、大動脈内に人工血管置換術を植え込む低侵襲なステントグラフト内挿術や小さな皮膚切開で行う腹部動脈手術を行っています。ステントグラフト法では従来の手術では手術が困難な患者さんにも手術が行える場合があります。
また、腎不全の方の透析用シャント手術については、日帰り手術から入院しての人工血管や自家静脈を用いたものまで患者さんにあわせた手術を行っています。
当科では診療のみならず、全国レベルでの血管超音波検査研究会、静脈疾患研究会、弾力ストッキング研修会、末梢動脈研究会の主催・講師、教科書執筆、論文執筆などの社会的、学問的貢献を常に考え行っています。
またもっとも患者さまによい医療を受けていただくため専門医・病院紹介、かかりつけ医紹介、専門医招聘による治療も行います。
循環器センターとして、内科(循環器内科)と外科(心臓血管外科)が協力し合い、24時間体制で心筋梗塞、狭心症などの虚血性心疾患、頻脈性および徐脈性不整脈、心筋疾患、心臓弁膜症、心不全、肺塞栓などのあらゆる急性および慢性の循環器疾患に対して、検査および治療にあたっています。
氏名 | 橋山 直樹 |
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役職 | 部長 |
専門 | 心臓血管外科 |
医師資格 | 心臓血管外科専門医 |
所属学会 | 日本外科学会 |
氏名 | 輕部 義久 |
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役職 | 部長 |
専門 | 心臓血管外科 |
医師資格 | 日本外科学会専門医・指導医 |
所属学会 | 日本外科学会 |
氏名 | 阿賀 健一郎 |
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役職 | 医長 |
医師資格 | 日本外科学会専門医 |
所属学会 | 日本外科学会 |
氏名 | 原田 裕輔 |
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役職 | 医長 |
医師資格 | 日本専門医機構認定外科専門医 |
所属学会 | 日本外科学会 |
氏名 | 立石 綾 |
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氏名 | 股部 紘也 |
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氏名 | 孟 真 |
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役職 | 非常勤医師 |
診療科・部門