救急科

  • 診療部門のご紹介
  • 医師紹介

お知らせ掲示板

概要

当院は長年、各診療科の当番制により地域の救急医療の拠点病院としての役割を果たしてきました。2010年4月には横浜市2次救急拠点病院Aを取得しております。さらに2013年2月の新棟開設により救急外来及び救急病棟のハード面を整備致しました。また同年4月より救急科も新体制となり、救急科専門医が救急外来に専従し、主に救急搬送症例などの救急患者への初期診療を実施しております。

 

救急科による初期診療後には、病院全体の協力体制のもと各専門診療科による入院治療や外来フォローへと診療継続をスムーズに行う体制となっております。
また当院は日本救急医学会救急科専門医指定施設であります。


なお、夜間休日の当直体制では内科系当直、外科系当直、循環器科当直、神経系当直、小児科当直、産婦人科当直とそれぞれのグループによる診療体制を構築し、救急搬送症例を中心に24時間救急患者へ対応を行っております。

当院の救急診療の実績

当科は主に平日診療時間内の救急外来での診療を担当しており、2024年度において4,199例の救急患者(うち救急搬送症例が2,913例)の診療にあたっております。同時間帯での救急要請の応需率は、90.6%となっております。
救急外来全体としては、2024年度は14,082例の救急患者に対応(うち救急車搬送症例が8,593例)であり、救急要請の応需率は、89.1%となっております。(院内記録より)

救急外来の施設概要

主に救急搬送症例などの重症患者に対応するための初療ブースが4ブース、診察室が5室、観察用ベッドが4台の構成となっております。

 

救急外来に隣接して放射線部門や内視鏡室が新設され、迅速に検査や処置を実施するための動線も整備されております。

当科で取り扱う疾患

当科では重症度や緊急度の程度や、疾患の種類によらず、救急患者の初期対応を行っております。当院の特色として多くの専門外来を有しており、救急外来から各専門科による診療がスムーズに移行できる体制にあります。そのことを反映し、当科が初期診療を担当する救急患者も偏りなく、幅広い疾患となっております。

当科の治療方針

救急医療は救急科のみで完結するものではありません。救急科は救急患者の初期診療を担い、適切な評価及び初期治療を行い、その後に各専門診療科と連携し、質の高い急性期医療を展開しております。また看護部や多くのコメディカルの方々との連携も欠かせません。そのため当院では救急医療を病院全体で取り組むために以下の4つの救急医療体制の基本方針を定めております。

 

1. 救急医療は、病院全体で取り組む最重要課題の一つである

2. 地域の急性期病院として、救急疾患に常時対応する

3. 各診療科の専門性を発揮できる救急体制を運営する

4. 院内体制のみでなく地域医療機関との連携を図り、救急病床の有効利用を常に目指す

氏名 森 浩介
役職

救急科部長

専門

ER、総合診療、集中治療

医師資格

日本救急医学会専門医
JATECプロバイダー
ALSOプロバイダー
ICLSインストラクター
神奈川DMAT-L隊員
日本DMAT隊員

所属学会

日本救急医学会
日本集中治療医学会
日本災害医学会
日本外傷学会
日本内科学会

氏名 武田 知晃
役職

医長

医師資格

日本救急医学会専門医
日本集中治療医学会専門医
日本呼吸療法医学会専門医
日本腹部救急医学会認定医
JATEC、JPTEC、ICLSインストラクター
日本DMAT隊員
神奈川DMAT-L隊員
YMAT隊員
横浜市救命指導医
厚生労働省臨床研修指導医

所属学会

日本救急医学会
日本集中治療医学会
日本呼吸療法医学会
日本腹部救急医学会
日本救急医学会関東地方会
日本外傷学会
日本心肺補助学会
日本熱傷学会
日本中毒学会
日本災害医学会
日本IVR学会

氏名 大矢 あいみ
役職

医長

専門

救急医学、ER

医師資格

日本救急医学会専門医
神奈川DMAT-L隊員
横浜市YMAT隊員
横浜市救命指導医

所属学会

日本救急医学会
日本集中治療医学会

氏名 中川 智生
役職

医長

医師資格

日本救急医学会専門医
JPTECプロバイダー
MCLSプロバイダー
ICLSインストラクター
YMAT隊員、神奈川DMAT-L隊員

所属学会

日本救急医学会
日本集中治療医学会
日本熱傷学会

氏名 小池 心
所属学会

日本救急医学会
日本集中治療医学会

氏名 甲斐 史一
医師資格

YMAT隊員
JATEC

所属学会

日本救急医学会
日本集中治療医学会
日本呼吸療法医学会
日本中毒医学会